SKYブログ 第1603弾

「上州武尊スカイビューウルトラトレイル(レース編④)」

こんばんわーGAMIです!!それでは今回もレース編の続きでございますー!!序盤最大の山場でもあります武尊山の最後の3つ目の梯子を登り終わりました!ここからもう少しだけ登るといよいよ武尊山頂になります!!はよピークまで行きたいー!!!テンションが上がってきましたよー

やっとこさ武尊山到着ー!!!!晴れてて良かったです!!ここまで来た甲斐があったというものスカイビューを満喫しました!!!撮影が下手くそですいません。。(泣)実はもっともっと何倍も絶景だったんですが写真では今イチですね(笑)これはいってもらわないと分かんないかもですねー!!とにかく疲れがぶっ飛びました!!もちろん今まで出場したレースで一番綺麗な景色でした!!さぁーそしてここから残り2つの梯子を越えて28km地点の最初の関門A3(武尊牧場スキー場)を目指します!!ところがーーー!!!!

さ、さむい。。。
さ、さむい。。。

何と恐怖のまたもや大渋滞!!!!下りの梯子で渋滞らしいです。。案内人の方は「約30分程渋滞ですー」とゆってましたが実はここからがホンマの地獄でした。。何とここで約1時間半ぐらいの渋滞。。(泣)あかんでしょこれは!!また今までの渋滞みたいな感じで前後のランナーと談笑タイムです。。まぁーこの止まってる時間に補給食や水分を充分に蓄え、そして足も今のうちに入念にストレッチしてました。レース中のストレッチって個人的にはめちゃくちゃ大事やと思いますよ。これだけで回復力が違いますし、万が一膝がやられていても繰り返しストレッチする事で少し走れるようになりますからとても重要です。おかしいな??と違和感を感じたら走っていてもまず立ち止まってストレッチをした方がいいと僕は思います。しかしこの待機中、さすがに今回長時間なので身体がかなり汗冷えしてきました。。インナーにファイントラックのフラッドラッシュを着用していても冷えてきてますから相当ですよこりゃ。。そりゃ山頂付近ですから体感温度がちゃいますわね。。急いでザックからパタゴニアのキャプ4アークのインセンドフーディーを重ね着します。そしてフードも被ってあたためます。。はよ動いてくれ。。。しかも厄介なのは筋肉が冷えて硬直してきているのでこれが一番ツライ。。。こういう時って一気に動けなくなってきますからね。。。しかも120kmのランナーと一般ハイカーは優先的に梯子を通れるのでうらやましいです。。そのお陰でますます渋滞時間は伸びてもうとっくに第1関門時間が過ぎようとしています。。これでは1時間延長になった所で余裕で間に合いません。。体温と共に一気に心が折れそうになります。。前の人も低体温症になりかけてるのか身体の震えが止まらなくなっています。。大丈夫!? そしてやっぱり恐れていた事が発生!!そうですとうとう同じ66kmの選手の一部がしびれを切らし、運営スタッフに激怒しだしました。「オイ!!いつまで120kmの選手を優先に通してるつもりや!!こっちはここで1時間以上動かずに待ってるのに120kmの選手も後ろに並ばせるべきやろ!!競技は66kmも120kmも一緒やろが!!不公平や!!」と確かに上位10位まではやっぱ優先的に進ませるのは何となく分かるのですがもうすでに上位30名ぐらいまでは通過していたので確かにおじさんが怒るのも無理ないです。。僕も身体の冷えと関門時間の焦りから同じ気持ちで少しイライラしていました。恐らくあそこで渋滞していた人はみんな思ったんじゃないでしょうか。そしてその後大会運営スタッフ同士で連絡を取り合ったらしく120kmのランナーの優先通過は無くなる事に決まりました。そのせいか渋滞も少しづつ動き出しました。。しかし時間がもうカツカツ。。こんな中途半端に終わるのは嫌や!!っと思ってた矢先にまたまた天の声!!!「関門時間が各関門2時間延長になりますー!!」との事。嬉しかったんですがもう大丈夫という保証は感じられなかったんでそんなに喜べなかったです。むしろ焦りの気持ちが強い。。心の中でずっと「油断したらあかん!!」と言い聞かしてました(笑)

鬼の急登。。
鬼の急登。。

さぁーやっとこさ下りの2個の梯子も終わり今から関門まで下りです。さすがにここからはやっこさ動けるという開放感で否がおうでも走るし飛ばします!!!かなりゴツゴツのテクニカルな下りなんですがちょっとでも時間をかせいでおかないとこの先何が起きるかわからないから飛ばします!!しかしそこでアクシデント。。今回の上州のトレイルは熊笹を刈り取ったトレイルがほぼ大半でその中途半端に伸びた熊笹がこれはこれはやっかいで足にまとわりつくしこの笹の上に乗ったらめちゃくちゃスリッピー。おまけに笹じたいが非常に弾力があって固いのでショートパンツの方はめっちゃ苦労されたと思います。普通に刺さるのでTOP選手などは足をめっちゃ切てはる選手もおられました。。これが最後の最後まで邪魔してきます。またこの下りで怪我をしていない左足をぐねって転倒しちゃいました。。幸いその後に走れたので冷や汗ものでしたがその後またまた今度は怪我の右足を軽く捻り、これまたテーピングに助けられました。。(汗)そして何やかんやでやっとこさA3(28km)のスキー場に到着ー!!ちなみにここまでエイドが無いっていうのも凄いですね。ちなみに僕は1Lの水分を持ってってたんですが実は武尊山頂の下りから実は水はゼロになっていたんです。。なので約6、7kmは水無し。。エイドではアクエリアスとコーラがぶ飲みでした!!(笑)そしてあまり休まずにすぐさま次のA4(39.5km)オグナほたかスキー場を目指します!!またスキー場がエイドという事はかなりのアップダウンが予想されます。。A3のエイドからロードの下りが登り始めまで続くのでここはしんどくてもロードを鬼走ります!!!そして登り始めに到着し絶句。。。(泣)このオグナに向かうこの写真の登りがめちゃくちゃ急登で角度が半端ない。。しかも石とか木段があるわけではないので踏ん張れないから余計疲れる。。ただの砂の急坂なんで足の疲労度が半端ないです。。踏ん張りながら途中木につかまっては休みまたよじ登っては木につかまりの連続。。ここで走ってきていない足の弱さを痛感します。。足が一気に死にましたね。ここのポイントは皆さん必死のぱっちで登ってました。。ここでまたまた一気に不安になります。。この場所でこの疲労感。大丈夫か??   (レース編⑤に続く)

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